松葉・京都駅店。京都名物にしん蕎麦を時間がなくても食べられる店
東京から朝早い新幹線に乗り、京都駅着9:08。
一番早い奈良行きのみやこ路快速は9:33発。
乗換時間は25分、この時間で食べられる朝ごはんはあるだろうか。
駅蕎麦的なものではないと難しいかな、でも京都まで来たのだから京都っぽいものも食べたいな、と思ったら、新幹線改札内に「松葉」を見つけた。
駅蕎麦といえるが京都っぽい。
求めているものにぴったりだ。
松葉
松葉といえばニシン蕎麦で有名な京都の老舗で、本店は四条大橋にある。
この京都駅のお店は朝9時開店で、10時までは朝食メニューということだ。
朝食時間帯は、朝食限定メニューのそばがゆセットと、麺類のみの提供で、揚げ物といった一品料理は10時以降にならないと注文できないらしい。
ニシン蕎麦
朝食限定という言葉にも惹かれたが、せっかくの松葉なので、観光客らしく看板メニューのニシン蕎麦に挑戦することにした。
注文後数分でニシン蕎麦がやってきた。
ニシン、これだけ?とびっくりしたが、引っ張り上げてみると大きいニシンがドドンと出てきた。
まずは出汁を一口。かなり薄めだ。
次に蕎麦を一口。柔らかめである。
朝5時起きでバタバタを家を飛び出した疲れた内臓には優しい組み合わせだ。
そして、ニシンを一口。
これは美味しい!
甘辛く、やや固めに煮含められた身欠きニシンは、干物特有の滋味深さがあり、とても美味しい。
出汁と蕎麦に関しては、唐辛子を足しても、ニシンの味を出汁全体に広めてもさほど印象は変わらなかった。
美味しいニシンを引き立てるがために、出汁も蕎麦も限りなく存在感を消しているのであろうか。
完全にニシンが主役の蕎麦であった。
感想
ニシン蕎麦を食べ終わって、お店を出たのは9:27。
滞在時間、20分足らず。旅行者の掻き込みご飯にはぴったりだ。
京都名物を食べられた上に無事に予定の電車にも乗ることができた。
ちなみに、こちらのニシン蕎麦、お値段は税込で1404円である。
お店情報
松葉
京都駅2階 新幹線コンコース内
営業時間 9:00~21:00 (LO. 20:30)
年中無休
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260101/26017254/
https://r.gnavi.co.jp/bh9d704n0000/
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