コスパ最高!初夏の鱧料理を月島の源平で食す


季節ごとに季節のものを食べる生活に憧れている。

春なら山菜。
夏なら鮎。
秋ならマツタケ。
冬なら鱈。

他にもいろいろ思い浮かぶが、なかなか行動に移せない。
人生80年。
その中でも美味しくご飯が食べられる年齢と考えると、一つの季節につき、あと30回も味わえればいい方なのではないだろうか。
ああ、時間の流れをただ見送るだけでいいのだろうか!

そんな中、友人から美味しいお店のお誘いをいただいた。

源平

友人が教えてくれたのは、月島にある源平。
リーズナブルにスッポンが食べられるお店らしい。

しかし、メニューに鱧コースとあるのに目が奪われた。
鱧!
夏の入り口といえば、鱧ではないか!

そういう訳で鱧にしようと友人を押し切り、鱧コースを食べにお店に向かった。

期待以上の鱧コース

鱧といえば関西のイメージだが、こちらのお店自体は、石川県に縁があるようだ。
石川の地酒が揃っている。
天狗舞や手取川の山廃、石川といえば外せない菊姫もあるところ、加賀鳶を選んだ。

乾杯!

 

まずは突き出し。
自家製シメサバを胡麻酢で和えたもの。ホタルイカ沖漬け。とうもろこし。
シメサバと胡麻酢がよく合う。
福岡の胡麻鯖も好きだが、酢できっちり締まった鯖もやはり美味しい。

 

次は、来た来た、鱧の湯引き!
純白の鱧と、青梅の梅肉の対比の鮮やかさ!!
鱧の子供と浮き袋まで添えられている。
鱧はふわふわ。浮き袋はぷにぷに。
食感の対比も鮮やかで嬉しくなる。

 

お次は鱧の天ぷら。
鱧、ナス、かぼちゃ、ししとう。
鱧の繊細な味は、塩でいただく方が好き。

 

ここで、コースとは別の一品、フグの真子。
なんと、フグの卵巣のぬか漬けで、石川県の一部の地域でしか作られていない、珍味中の珍味だ。
まさか東京で食べられるとは思っていなかったので、張り切って注文した。
食べて見たところ、塩気が強い。固く締まった身は、塩気によるものだろうか。
まるで塩くじらを食べているようだ。
お酒が進む。
さすが酒どころの珍味である。

大根の薄切りと合わせると塩気が緩和されてちょうどいい

 

そして、コースのメインがやってきた。
鱧しゃぶだ!

鱧がたっぷり!

ネギはあらかじめ焼かれている。この一手間が美味しさを生む

 

鍋の中の出汁は、鰹ぶしと昆布に鱧の骨で取られているらしい。
そこに酒を加えたものだとか。
材料はシンプルだが、鱧の骨のおかげか、奥深い味になっている。

鱧の頭入り!

 

鱧の身はやはりふわふわ。
鱧の淡い味にそっと出汁の風味が寄り添い、湯引きとはまた違う味。
みょうがの香りもいいアクセントで、ほんと美味しい。幸せの味。

身の色が変わった瞬間に引き上げる

 

ここでもうひとつ、コースとは別メニューのバッテラを注文。
突き出しのシメサバがあまりにも美味しかったので、シメサバを食べずにはいられなかったのだ。
人数分に食べやすく切り分けていただいたバッテラは、やはり酸味と塩味のバランスが私好みで美味しい。

乾燥する前に早めに食べよう!

そして締めは、稲庭うどん。
鱧しゃぶ後の出汁を使って、お店の人が作って持って来てくれる。
繊細な出汁には、平たい稲庭の麺がぴったり。
麺が主張しすぎることなく、出汁の味わいを引き立たせる。

大満足な宴となった。

感想

こちらのお店、鱧コースが4280円とお手頃なことから、味もお手頃なものを想像していた。
しかし、その想像が申し訳なくなるほど、味も食感も満足度の高い鱧を食べることができた。
ご夫婦で営まれているお店のようだが、このご夫婦の人柄も素敵で、温かい気持ちになることができる。
何度も通って顔を覚えてもらいたいなと、そう願うお店となった。

お店情報

源平
東京都中央区月島3-11-11
03-3531-8842
営業時間:[月~木、土]18:00~23:30、[金]18:00~24:00
定休日:日曜日

一緒に行った友人のブログ
写真が多いので詳細を知りたい方はぜひ

個別セッションの最新日程等、
ブログの更新情報をお届けします

Twitter で