西成・やまきの激旨ホルモン!路上の楽園ここにあり
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ちょっとした緊張感と未知の世界へのワクワクで始まった西成ツアー。
お店のセレクトは西成飲み経験者の先輩にお任せだ。
駅を出て歩くだけでも興味深い。
キョロキョロしながら歩いていると、人だかりが目に止まった。
やまき
アーケード街の入り口、鉄道の高架下にできる人だかり。
その中心から煙が上がる。
あきらかに、何かある。
この日の一件目、やまき。
店というか何と言うか、完全に路上なのは確かだ。
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入り口の写真ではありません。このオレンジの軒下が全てです
激ウマホルモンの頼み方
さて、この人だかり、どうすればいいのだろう。
先輩が先客に声を掛けた。
ひょひょいと人が動き、鉄板の前に一人分が入れる空間ができた。
鉄板の上では何かが焼かれている。
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ホルモンに特製のタレを掛けつつ焼く
飲み物メニュー
まずは飲もう。
飲み物メニューは、ビール(ラガー・スーパードライ:300円)、酒(ワンカップ大関:280円)、チューハイ(ハイリキ:270円)、お茶(詳細不明:100円)だ。
お店の方に声を掛けると、缶を手渡される。
チューハイの缶を貰って、乾杯する。
食べ物メニューと頼み方
壁に貼られている食べ物メニューは、ホルモン(1串70円)、キモ(1個70円)。
鉄板上にあるホルモン串は、自由にとって食べていいらしい。
キモは注文すると、鉄板上でよく焼いたものを切り分けてくれる。
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店内メニュー表
まずはホルモン串から。
一口食べて、思わず叫ぶ。
「うまい!!」
ホルモンは臭みがなく、ぷにっとした食感がたまらない。
そこにとても美味しい濃いタレが絡まる。
ビールやチューハイとの相性抜群。
一口食べ、一口飲み、また一口食べ、一口飲む。
エンドレスになる予感がする。
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ホルモン
次にキモ。
一口大に切り分けたものを、鉄板の上に用意してくれる。
自分のスペースのところに置かれたキモが自分のものだ。
ちゃんと範囲を確認して、他の人のを取らないようにしないといけない。
キモがこれまた美味しい。
口に入れた瞬間はふわっとし、噛もうとするととろける。
やはりタレが美味しく、こちらもエンドレスで食べられそうだ。
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キモ。この艶の美しさ
秘伝のタレも忘れずに
鉄板の片隅に、バッドに入ったつけタレがあった。
試しにつけてみたら、ニンニクダレ!
焼きタレとはまた違う美味しさだ。
この味の濃い焼きダレがかかったホルモンに、ニンニクが加わるなんて!
おいしい!とてもおいしい!
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四角いバットに入っているのが付けダレ
裏メニュー「アブラ」
ここで常連さんが「アブラ」を頼んだ。
メニューには書かれていない、謎の部位アブラ。
耳ざとい先輩がすかさず我々の分もアブラを頼んでくれた。
アブラとは何だろう?
白い固まりが鉄板の上に登場し、目をみはる。
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アブラ。豚の小腸の奥にある脂だそうです
少し待った後に焼きあがったそれは、ぷるぷるとしたまさに脂身だった。
量を食べたら胃がもたれそうだが、ニンニクダレを付けて食べると美味しくてついつい手が伸びる。
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アブラ。元は白いが、すっかりタレの色
持ち帰りも大丈夫
ところで驚いたのだが、この店はテイクアウトも可能なのだ!
焼いたのを、豆腐の空き容器を大きくしたような入れ物に入れて、白い紙を一枚載せて、さらに新聞紙で包んでくれる。
ビニールに入れた魚を新聞紙に包むとか、野菜を新聞紙に包むとかはあっても、焼いた肉を新聞紙に包むのはなかなか斬新に思えた。
感想
一件目から西成の洗礼をガツンと浴びた。
路上での立ち食いと、ありえない美味しさのコントラストが素晴らしい。
この店では、人混みをかき分けて、自分が欲しいものをしっかりと伝える必要がある。
遠慮がちにしていては、欲しいものは手に入らないのだ。
ただ、他のお客さんも状況をよく分かっている方々なので、ちゃんと意思を表明すれば、場所を空けてくれるし、教えてくれる。
なお、お金の払い方は、キャッシュオンでその都度支払ってもいいし、最後にまとめてのお勘定でもいい。
最後にまとめる場合は、串の数で計算するので、串を捨てないように注意だ。
なお、我々は3人で2000円台。
せんべろという言葉があるが、1000円分飲むのも大変である。
お店情報
やまき 今池店
大阪府大阪市西成区萩之茶屋2-2-7
06-6634-3535
営業時間:[月~金] 14:00~21:00、[土・日] 11:00~21:00
定休日:雨の日
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270406/27058788/
https://r.gnavi.co.jp/mub255660000/
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西成に行く予定はないけれど、雰囲気を知りたい人向けの本。
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