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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
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「親密性」の特徴は?活かし方は?英語名は?【ストレングスファインダー】

親密性 ストレングスファインダー クリフトンストレングス

ストレングスファインダーの「親密性」という資質。
人間関係構築力の資質の1つです。

ストレングスファインダーの「親密性」にはどういう特徴があるのかを見ていきましょう。

※注:
ここでの説明は、資質が単体のときの性質の一例です。
実際は、資質の現れ方は一人一人違うので、参考程度に見てください。
他の資質との組み合わせや資質が存在するポジションによって、発現の仕方は変わるのです。

目次

「親密性」の英語名

ストレングスファインダーはアメリカで生まれたテストです。
なので、まず、アメリカでは「親密性」がどう表されているかを見てみます。

ストレングスファインダーの「親密性」はアメリカ版では「Relator」。
関係を築く、結びつけるという意味のrelateに、〜する人を表す-orが着いた単語です。

人や物を結びつけたり関連付けたりする人、というニュアンスです。

「親密性」の特徴

「親密性」は、信頼のできる人たちと深く親密な関係を築く資質です。

力を発揮するときと、暴走して困ったことになるときを見てみます。

力を発揮するとき

「親密性」は、信頼できる人と共に過ごすことを大切にする資質です。

大人数でガヤガヤと盛り上がるよりは、一対一で膝を突き合わせてじっくりと話をする方が居心地良く感じます。
 

親密性さんは本当に信頼できる少数の人と、狭く深く付き合うことを望みます。
その場限りの人間関係ではなく、せっかく縁あって知り合い仲良くなったのなら、その関係を長期間大切にしたいのです。

なので親密性さんは、その場しのぎの上辺だけのお世辞を嫌います。
本音と建前の使い分けは、とても苦手。
いつでも本音で語り、本心を打ち明け合い、深い関係性を築きたいのです。

例え耳が痛いことでも、信頼関係がベースにあるのであれば、自分のためを思って正直に話してくれることをありがたく感じます。
また自分自身も、相手のためを思って言いにくいことを伝える勇気を持っています。

親密性さんは友人の数がさほど多くない人が多いですが、人が嫌いなわけではありません。
一人一人に深く本音で向き合うため、大勢を相手にするとキャパシティーを超えてしまうのです。
 

親密性さんは、信頼できる人のことを深く知って、その人の力になりたいと願う資質です。
親密性さんの中には「営業が苦手」と思っている方がいますが、顧客のところに何度も通って関係性を築くタイプの営業は向いています。
相手が何を望んでいるかという本音を時間を掛けて聞き出すことが得意です。
そして、その顧客の思いに信頼をもって応えようとする親密性さんの誠実な態度は、顧客の心を開きます。
気難しい顧客なのに親密性さんとだけは仲が良い、ということもよくある話です。
 

親密性さんは、スピードよりも長期間継続できることを重視します。
なので、最初は探り探り動き始めることも多いです。
スピード重視派の人から見ると、ぐずぐずと動き出さないように見えるかもしれませんが、これは途中で投げ出さずに長期間付き合い続けられるかどうかを、時間を掛けて判断しているのです。
相手のことや取り組む対象のことをある程度知ってから判断するので、調べてばっかりで動き出さないように見えるのです。

しかし、親密性さんが「信頼できる」と判断すると、とことんサポートをします。
味方になり、支えになり、自分の力を注ぐことを惜しみません。
この信頼関係で繋がる人たちは、損得勘定抜きで付き合える一生涯の仲間となるでしょう。
親密性さんが作るコミュニティは、とても温かく居心地のいいものとなります。

「親密性」の役割は、信頼関係をベースにした絆を作ることです。
信頼関係がある仲間と共にいることで力を発揮し、仲間にも安心して存在できる居場所を与えます。
これが「親密性」の本質であり、「人間関係構築力の資質」である理由です。

暴走すると…

一方、「親密性」が暴走すると、どうなるでしょうか。

「親密性」は、信頼できる仲間を大切にします。
大切にするあまり、仲間以外の人間の存在が薄くなるときがあります。
度が過ぎると、派閥を作っているように見られるかもしれません。

また、どんな人がいるかわからない新しい場所に不安を感じるため、新しい挑戦に怖気づくことがあります。
今ある関係に満足をし、そこで止まってしまうこともあります。

「親密性」は暴走すると、限られた人とだけ付き合うようになって、自分の世界が広がらなくなってしまうのです。

暴走を抑えるコツは次の「活かし方」を参考にしてください。

「親密性」の活かし方

「親密性」は信頼できる人間関係を築くのが得意な資質ですが、暴走すると、既にある世界に満足をして、自分の成長が止まってしまいます。

「親密性」の暴走を抑え、プラスの方向に進むには、今の関係を大切にしつつ、新たな挑戦を意識することが大切です。

自分が「親密性」を持っている場合

「親密性」は人のことを深く知り、信頼関係を築く資質です。

信頼できる人の存在が力になります。
疲れていたり、落ち込んだりしている時は、一緒にいて安心できる人の存在を身近に感じることが一番の特効薬です。
 

大勢が集まる立食パーティーや、知らない人たちが集まる交流会的な催し物は苦手な人が多いです。
頑張ってその場にいるだけで精一杯で、家に帰った途端に動けなくなるくらいの疲労感がある人も多いです。

このようなパーティーで華やかに振る舞う「社交性」という資質を持つ人を羨ましく思う親密性さんもいるでしょう。
しかし興味深いことに、「社交性」は「人間関係構築力」ではなく「人に影響を与える力」に分類されています。
「社交性」はその場を楽しく盛り上げる力ではありますが、その後に人間関係が構築されるかどうかは別の問題なのです。

もちろんその場を楽しく盛り上げることが人間関係構築の入口になる場合もありますが、それだけが人間関係構築の手段ではありません。
親密性さんは親密性さん独自の良さで、人間関係を築けばいいのです。

親密性さんは、興味を持った相手のことを深く知りたいと望む資質です。
多くの人は自分のことを知ってほしいと望み、饒舌に自分語りをしますが、その話を心を傾けて聞いてくれる人の数は、語る人の数より少ないです。
しかし、親密性さんは、興味を持っている人の話を真剣に聞くことができます。
その姿勢が相手の心を開き、人間関係が育まれていくのです。

なので、親密性さんは無理矢理付き合いでパーティーに出る必要はありません。
違う機会に人間関係を作ればいいのです。

しかし、それでも大勢の知らない人が集まる催し物に出なくてはいけない場合。
そのときは、出なくてはいけない理由があるのでしょうから、その目的を達成することだけを考えましょう。

お世話になった方のお祝いの場であれば、その方にお祝いの言葉を伝える。
誰か会いたい人が参加する場であれば、その人と名刺交換することを目標にする。

こういった目的が達成できたら、それで帰っていいのです。
帰ることが失礼にあたる場なら、隅っこでぼんやりしていればいいのです。
親密性さんは人間観察が得意な方も多いので、他の人の動きを見ているだけで時間が過ぎていきます。

隅っこでぼんやりしていることを他の人にどう思われるかは気にしなくていいです。
ぼんやりしていると気配が消えるので、あなたを知らない人の目にはあなたの存在は写りません。
同じような性質の人にとっては、隅っこで堂々とぼんやりしているあなたの存在が勇気になります。
もし半端な知り合いに隅っこにいることを指摘されたら、「皆の動きを見ているの」と言って不敵に笑えば、輪の中に入れない人ではなく、あえて入らずに何かを企んでいる人になって一目置かれます。
あとは頃合いを見て帰りましょう。
 

親密性さんは、既にある人間関係を居心地良く感じるので、世界を広げるのが苦手な傾向があります。

でも、変化の激しいこの世界。
世界を広げる必要性を感じる場面もあるでしょう。

親密性さんは、自分が信頼している人が勧めてくれたものは安心して受け入れやすいです。
もし新しいことに挑戦したくなった場合、友達に相談して、合いそうなものを教えてもらいましょう。

新しいコミュニティに入るときも、知っている人がいる場だと入りやすく感じます。
 

親密性さんは、信頼できる仲間といるときに、一番力を発揮できます。
親密性さんがいるコミュニティは、とても温かく、安心できる場になります。

信頼できる仲間たちと長期スパンで物事に取り組むとき、親密性さんの存在が大きな力となるでしょう。

身近な人が「親密性」を持っている場合

「親密性」は既に知っている信頼できる人を好む傾向があるので、初対面の場は苦手で人見知りが発動します。
初対面の人とは、最初は世間話などで共通点を探りながら、ゆっくりじわじわと距離を近づけていきます。

効率化を目指す「最上志向」や、すぐにでも本質に切り込みたい「分析思考」にとっては、このじわじわと距離を測ることがまだるっこしく感じるかもしれませんが、「親密性」を相手にするには、この方法が一番効率的で、本質に迫る最短距離の方法です。
信頼に裏付けられた安心感の心地よさは、最上志向にとっても分析思考にとっても居心地の良い場所ですので、親密性が安心できるように最初に心がけることで、後々自分たちも居心地が良くなります。
 

「親密性」は一対一で話すことを好みます。
相手のことを深く知りたい性質のため、大勢がいる場では気持ちが分散して疲れてしまうのです。

仕事場で親密性が一緒の時は、一対一で話す機会を持つようにしてください。
そこで信頼関係を築くことができると、親密性は心強い味方になります。
どんなに不遇のときでも、裏切らずに近くにいてくれます。
 

親密性は仲間のことをとても大切にします。
仲間のためになるならば苦言を呈することも恐れません。
信頼関係があるからこそ必要なことを言おうとします。
親密性が見せる親密さは、甘やかしではないのです。

親密性さんは信頼関係をとても大切にします。
身勝手な振る舞いでをされて信頼をないがしろにされた親密性さんは、そっと静かに離れていくでしょう。

親密性を、一方的に尽くしてくれる資質だと思うと、痛い目にあいます。
信頼関係というのは一方通行で築くことは出来ません。
お互いの真心を持ち寄ることで育まれるものなのです。
そして、親密性が大切にするのは、この育む過程なのです。

「親密性」について、まとめ

「親密性」は、他の人と信頼をベースとした親密な関係を築こうとする資質です。
お互いを理解し合い、本音で向き合うことで、信頼関係を築きます。

しかし、親密性が暴走すると、内輪だけで引きこもりがちになり、狭い世界の派閥ができたりします。

親密性さんは信頼関係をベースにしつつ、新しい世界に興味を持つことで、人間的な幅が広がっていきます。
無理のない範囲で、信頼できる人を通じて、和を広げていくことで世界が広がります。
 

※このブログにおけるクリフトンストレングス(ストレングスファインダー®)に関する解説は、しずかみちこ独自のものです。
Gallup認定ストレングスコーチとしての知識をベースにしていますが、個別セッションにて300人以上の方の資質にじっくり向き合った経験と、カウンセラーとして得た心の知識を組み合わせ、より理解しやすいように踏み込んだ解説をしています。
Gallup社の承認を受けたものではない点、ご了承ください。

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