浅草の新店、七凪瀛 (ななみ) でいただくお寿司とおつまみ
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浅草に以前あった「橋口」というお寿司屋さん。
こちらが2021年4月に移転した後も店舗はそのまま残っていたので、次に何が来るかと楽しみにしていた。
そして、2022年2月、新店が開店した。
次もお寿司屋だ!
楽しみにしていたわりにはちょっと出遅れてしまったが、2022年6月にようやく訪問することができた。
七凪瀛 (ななみ)
前の「橋口」からの居抜き物件なのか、入り口のわかりにくさは変わらない。
そのせいで予約の時間にお店の方が店の前で待っていてくださるという、まるで重要顧客かのようなもてなしを受ける。
恐縮しながら、店内に入る。
予想より若い大将が迎えてくれる。
カウンター席に座った。
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おまかせコース
メニューはおまかせコースのみ。
お酒は秋田の「一白水成」を選んだ。
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まずは先付けが3種類。
写真の手前から、アスパラとシャコの白和え、夏野菜の寒天、たこわさ。
白和えの滑らかさが口の中で心地いい。
フレンチの野菜のテリーヌを思わせる夏野菜の寒天はテンションが上がる。
たこわさはもちろん安定の美味しさ。
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二品目は、なんと、鯨!
赤身と脂の部分の2種類だ。
マスタードソースが臭みを消して、食べ応えのある旨味のみを引き立てている。
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ここで三種のシャリの食べ比べ。
赤酢と白酢と二種ミックスで、ネタによって使い分けているのだそうだ。
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ここで一息、しじみ出汁。
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ここで握り、開始!
と言いたいところだが、この後も握りとつまみの両方が出るらしい。
楽しみだ。
握り、一品目は天草の小肌。
きれいに編まれていて、重なっている厚みのおかげで、しっかりと味わえる。
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次はメイチダイ。
ほんのり桜色の美しいこの鯛は、もっちりとして美味しかった。
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生姜は2種類出てきた。
一つはいわゆるよく見るガリで、もう一つは角切りのガリ。
角切りのガリはコリッコリッと歯応えが良く、いいアクセントになった。
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島根のアジ。
あさつきと大葉と貝割れ大根で作られた薬味が、独特の風味でアジとピッタリで、とても美味しい!
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ヤリイカの印籠詰め。
こちらは温かい一皿で、ごぼう、にんじん、いんげんが入ったご飯がイカに詰められている。
イカ飯とは違って炊き上がったご飯を詰めるので、ご飯がふわっとしていて、口の中でほどける。
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ここでつまみに戻って、勝浦かつおの藁炙り。
にらしょうゆが掛かっている。
にらの風味がバランス取れていて、藁で炙られて風味が強まったカツオにぴったりだ。
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そろそろ次の日本酒に。
最初に日本酒を選んだ時に、私が宮城出身だという話をしたら、お店にある東北のお酒を全部出してくれた!
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ここで口直しにさっぱりとしたものを。
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次もおつまみで、鮎のコンフィ。
タデの醤油が掛かっている。
タデ酢は聞いたことあるけれど、タデの醤油は初めて聞いた。
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ここで突然、写真立て(?)が登場。
次はマグロが出てくるらしい。
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中トロ!
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赤身の漬け!
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太刀魚の塩焼き。
太刀魚独特の淡白さを引き立てる塩加減!
太刀魚独特の身の薄さを感じさせないふっくらとした焼き具合!
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次の日本酒は乾坤一の鈴風という夏酒。
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大トロ!
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沖縄の糸もずくの上に秋田のじゅんさいが乗っている。
珍しい組み合わせ!
どちらも単品なら何度も食べたことあるが、両方一緒に食べたことはない。
食感の取り合わせが面白い。
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岩手のムラサキウニ。
たっぷり盛りつけてくれて嬉しい。
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京都のトリ貝。
すだちがいい香り。
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天草の車エビ。
海老しょうゆが塗られていて。海老の香りが増している。
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生ノリと桜えびの茶碗蒸し。
と言われて、蓋を開けてびっくり!
茶碗蒸しと言われて想像したものと、色も見た目も全く違った。
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茶碗蒸しでそろそろコースが終わりかと思いきや、また握りが出てきた。
いったい何品出てくるのか?
覚えきれないほど出てくる。
穴子。
煮詰めがスッキリとした味わい。
甘みの強いタレが好きではないので、とても嬉しい。
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お椀が出てきた。
コースの終わりが見えてきたようだ。
アラを4日炊いた味噌汁だそうだ。
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卵焼き。
よく見ると二層になっている。
上は空気を含んだ軽い食感、下はもっちりと重めで滑らかな食感。
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最後の手巻き!
干瓢巻き。
自分で巻くので、海苔のパリパリさを楽しめる。
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最後の最後に山形の佐藤錦をいただいて、ついにコースが終了した。
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感想
書いていても何品食べたのか分からなくなるほどの品数で、次に何が出てくるのかを考えるのも楽しかった。
握りは王道で、つまみは個性的、この安心感と斬新さのバランスがとても良い。
おまかせで一人2万円ほどではあるが、季節が変わるごとに来たいと思えるお店だった。
お店情報
七凪瀛(ななみ)
東京都台東区浅草2-35-13
03-6802-8860
営業時間:15:00~23:00
定休日:水曜日
食べログで予約を受け付けています
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