自分の命を前向きに使うための羅針盤と路線図
私はストレングスファインダーを使った個別セッションを行っている。
自分のストレングスを知って活かすと、得意分野で勝負ができるし結果も出やすいからなのだが、結果を出すことだけがゴールだとは思っていない。
スピーディーに結果を出すことよりも、自分の強みを活かして自分の道を進むことが大切だと考えている。
もし自分の道から外れていたとしても、その場所で強みを上手く使えばそれなりに結果を出すことができるのだが、それを続けても楽しくないから長続きしない。
一方、自分の道を進めば、やりがいを感じられ、楽しく長続きする。
長続きするからどんどんと上達し、更に高いレベルに到達することができる。
自分の道を進んだ先にたどり着く場所
自分の道を進むと、どこに着くのだろうか。
たどり着く場所とは、具体的な目標を指すのではない。
今はどこか分からなくても、たどり着いた後に「ここに来る運命だったんだ」と感じる場所のことを指す。
その場所にいると、自分の命を前向きに使っていると感じられる。
無駄な時間を過ごしたと思っていたことが、後になって、あの経験が今の役に立っていると感じることがある。
自分の道を進んでいる途中に経験したことは、その瞬間には意味がなく感じられたとしても、後で必ず意味を持つのだ。
自分の道を進むことで、自分に必要な様々な経験をすることができる。
その後にたどり着くことができる場所こそが、自分の命を輝かす場所なのだ。
自分の命が輝く場所に行く方法
命が輝く場所に行くためには回り道が必要だと分かっていたとしても、回り道の最中は無駄なことをやっているのではないかと不安になる。
本当にこれが必要な経験なのか、違うことを必要な経験と信じ込んでいないかと心配になる。
自分が正しい道を進んでいるかを判断するために必要なものが、羅針盤と路線図である。
どちらも全ての人が自分の中に持っているものである。
羅針盤が指し示す方向に、路線図を持って進むことで、自分が行くべき場所にたどり着く。
羅針盤とは
羅針盤は、自分の道がどこに向かっているのか、方向を知らせてくれるものである。
自分がたどり着くべき場所がある方向を指し示してくれる。
羅針盤は、直感であったり根拠のない確信であったりする。偶然の導きだったりもする。
人によっては神の啓示だったり夢で示唆されたりもする場合もあるが、多くの場合は日常の中にそっと潜む勘のようなものだったりする。
自分が向かうべき方向は自分の心の奥底が知っていて、そっと囁きかけてくれるのだ。
羅針盤の声は密やかなので、周囲の環境から来る雑音や自分の脳内にある「こうあるべき」といったノイズに掻き消されてしまう。
余計な音に惑わされずに自分の羅針盤を信じたとき、自分の向かうべき方向が見えてくる。
路線図とは
路線図は、どういうステップで進んでいけば、自分の道をスムーズに進めるかを示しているものである。
自分がたどり着くべき場所へ迷わずに行けるように途中の道を教えてくれる。
路線図通りに進んでいくとき、自分の強みが最大限に発揮される。
強みが最大限に発揮されると、スムーズに物事が進み出す。
人の強みが発揮されるとき、最大限に発揮されるための条件が人それぞれにある。
一人でじっくり考える時間があってこそ強みが引き出される人もいれば、共に進む仲間の存在があって強みが引き出される人もいる。
計画を立ててその通りに進むことに強みを発揮する人もいれば、計画外の不測の事態が起きたときに強みを発揮する人もいる。
どれが良い悪いではなく、全てがこの世にとって必要な強みだ。
だからこそ、自分の強みが発動する条件を知って、自分の強みを最大限に発揮することが大切なのだ。
その自分の強みを発動する条件を整理したものが、路線図である。
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私がセッションでお伝えしていること
私のストレングスファインダーの個別セッションでは、強みが最大限に発揮される条件を見つけて、強み路線図を作ってお渡ししている。
この路線図は強みが最大限に発揮される条件とその順番を示しているもので、この路線図通りに進むと、成果が出やすくなるものだ。
もともとは仕事などで成果を出しやすくするためのものとして作っていたが、自分でも路線図を活用し、またセッションで多くの方のお話しを伺うことで、この路線図は仕事だけに関係するものではなく、自分らしい人生を歩むための路線図だということが分かってきた。
今はセッションでは路線図しか扱っていないが、路線図を手にしたその後もサポートしたいと考えている。
そのために、羅針盤も扱うサービスを増やしていくことを予定している。
・お知らせ:こちらのサービスでも羅針盤が働いているかを見ていきます。