松亭3代クッパ。釜山、テジクッパ通りの人気店の優しいスープ。
テジクッパとは
前回あげた釜山式ナッチポックンの他にも、釜山のご当地料理はいろいろとある。
その中でも、朝ご飯にぴったりなのが、豚のスープにご飯が入ったテジクッパだ。
豚のスープといっても、日本人の脳裏に浮かぶ豚骨スープよりも格段にあっさりしていて、夜更かしした次の朝でも胃に優しい。
テジクッパ通り
釜山の繁華街、西面には、テジクッパ通りと呼ばれる通りがある。
時間は朝8時。
ここには24時間営業のテジクッパ屋も何軒かあると聞き、朝ご飯を食べに向かった。
各店の前では、大釜に入った豚のスープがグツグツと沸いて、食欲をそそる。
お店はいくつもあったので、一度通りを端から端まで歩いて(といっても通りは短いので一瞬で歩ける)、一番お客さんが多い店に入った。
それがこの、松亭3代クッパだった。
テジクッパ
席に着く。
「テジクッパ」と言って指を2本立てる。
テジクッパ2人前、注文完了。
すぐに並ぶ小鉢の数々。
これが韓国料理の楽しみの1つなのだが、その内容を見て、怯む。
生のタマネギ、生のニンニク、生の青唐辛子…。
韓国の方々は、これらを朝から食べるのか。
胃に優しい料理を求めてこの店に来た我々は、これらを視界の外にそっと追い出した。
そしてついに、テジクッパ登場。
いかにもお腹に優しそうな、真っ白なスープだ。
よく煮込まれた豚肉も、たっぷり入っている。
テジクッパ自体は、かなりの薄味である。
アミの塩辛とニラのキムチを投入して、味を整える。
豚肉はタレにつけて食べると、さらに美味しく食べられた。
最後に、思い切って、生の青唐辛子をかじってみた。
全く辛く無く、ピーマンのような味わいだった。
でも、ニンニクと玉葱は、どうしても挑戦ができなかった。
感想
1人前6500W(約650円)で胃が温まり、とても満足だった。
韓国の街は夜遅くまで店が開いているので、どうしても寝不足になってしまう。
そんな朝にぴったりの、優しい美味しさだった。
お店情報
松亭3代クッパ
24時間営業、年中無休
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