会社を休んで90万円の研修を受けた私が手に入れたもの


背伸びして受けたコース

ストレングスファインダーというツールを用いたコーチングの資格を取得するためのコースを受講した。
主催はストレングスファインダーを開発したGallup社だ。

期間は2月10日〜2月14日の5日間。
朝8:30から17:00まで(最終日のみ半日)、休憩もほぼない(その代わりトイレは自由に行っていいし、トップ画像のようにいつでも取り放題の飲み物とおやつが用意されている)という長時間の講座や実習に加え、毎日宿題も出た。
私の日課のブログ更新が滞るほど、濃密な時間を過ごした。

このコースを受けると決めるまで、随分と悩んだ。
理由は2つある。
1つ目は、5日間連続の講座のため、会社を休む必要があること。
2つ目は、約90万円という費用の高額さだ。

結論から言うと、参加して良かった。本当に良かった。
講座の内容は素晴らしかったし、いただいたツール(なんとダンボール1箱分!)も素晴らしい。
ストレングスファインダーへの理解が深まったことで、自分自身に起きた変化もある。
ありすぎて、どこから記事にしようか悩んでいるほどある。

そして、それだけではない。
わざわざ会社を休んで高額の研修を受けること。
このこと自体にも意味があった。

5日間の思い

この5日間の、ストレングスファインダーとは無関係な部分の心の動きはこうだ。

初日:場違いなところに来てしまった…
2日目:もしかしたら人生が変わるかもしれない
3日目:こんな私でも受け入れてもらえるんだ!
4日目:人生が変わり始めた気がする
5日目:新しい道を進んでいこう!

初日

研修初日、会場に足を踏み入れた瞬間に感じた。
「場違いなところに来てしまった…」

都心のホテル。
たっぷりと並ぶ美味しそうなパンやお菓子。
参加者の服装も皆、心なしか高級感があるように感じる。

この気持ちは自己紹介で更に強くなった。
堂々たる大企業の人事担当の方々が大勢いる。
ご自分で会社を経営している方もいる。
本屋でよく見かけるベストセラー本の著者の方もいる。
WEBでよく見かける有名なブロガーの方もいる。

完全に圧倒されてしまった。

2日目

場の雰囲気に圧倒された初日だったが、来てしまったものはしょうがないので開き直ろうと切り替えて、周囲の方を観察していた。
たくさんいる素敵な女性たちの、持ち物を観察し、アクセサリーを観察し、立ち居振る舞いを観察した。
素敵な女性たちに近づきたかったのだ。

2日目もそうやってキョロキョロしているうちに、とある思いが湧き上がって来た。
「私が望む私になろう」

素敵な女性に憧れるなら、自分も目指せばいいのだ。
これまでは、素敵な女性は、私とは違う世界に住んでいる人たちだと感じていた。
しかし多くの時間を同じ空間で過ごしたことで、私もその世界に行けるかもしれないという前向きな思いを持つことができるようになった。

3日目

この日の発表の場面で、このブログについて話をした。
そうしたら、なんと、私の記事を読んだことがある方がいたのだ。
ベストセラー本の著者の方を皮切りに、著名なブロガーの方や、私が人生の指針としている本の出版社の方までそう言ってくれた。
それを聞いた他の方が、その場でブログを読んでくださったりもした。

遠い世界にいると思っていた方々が続々と「ブログ読みました。面白かったです」と言ってくれた。
それを聞いて、私のことも受け入れてもらえたような気がした。
遠い世界に混ぜてもらえたような気持ちになったのだ。

4日目

初日は地図を見ながらたどり着いた研修会場だが、4日目ともなると通い慣れた道になる。
他の参加者の方ともすっかり気軽に話せるようになった。

そして他の参加者の方も、最初は「場違いなところに来てしまった」と思っていたことも知った。
私とは縁のない遠い世界と思っていた世界が、実は思ったより身近だったと思えるようになった。
今までとは違う世界に、私も行けるような気がして来た。

最終日

最終日は、本当に寂しかった。
濃密な時間を共に過ごした仲間との時間が終わるのが寂しかった。
ストレングスファインダーのおかげで、ただ4日半一緒にいたよりもずっとずっと分かり合えた気がする。

夢の世界から現実界に戻る、という感覚もあった。
わかり合え、分かち合える素敵な世界から、ギスギスしたところもある日常生活に戻るのだ。

ストレングスファインダーの助けを借りて、分かり合える世界を作るのか。
この日々のことを忘れ、これまでと同じ世界に戻るのか。

その分水嶺に、今、立っている。

90万円の研修で手に入れたもの

私はこのコースを受講するまで、たっぷり悩んだ。
しかしそれは私だけではなかった。

もちろん、全員が自腹で90万円を出しているわけではない。
参加者の多くが、会社の業務として来ていた。
とはいえ、社員に90万円の研修を受けさせるのだから、会社側は相当本気だ。
実際企業から派遣されている人たちは、ストレングスファインダーで会社を変えるという熱い思いを持っていた。

そして参加への障害は費用だけではない。
三連休がまるまる潰れること。
会社を2日休まないといけないこと。
東京以外の地域から来ている人は泊りがけだ。
家族に対して、会社に対して、それぞれ調整が必要なことだ。

これらを全て乗り越えて、それでもこのコースを受講したいと思う人たちの集まりだった。
つまりこのコースは、本気でストレングスファインダーを学びたい人たちとの出会いの場でもあったのだ。

バックグラウンドも性格も(もちろんストレングスファインダーの結果も)全然違っても、同じ志を持つ人となら、出会ってすぐに素敵な時間が過ごせる。
仲間たちの熱い思いが、私を駆り立てる。

そういう場に4日半も身を置けたことが、財産だ。
思い切って背伸びしたから、手に入れられた思いだ。

コースのメンバー全員で、4ヶ月後に再会しようと約束した。
今からもう楽しみでたまらない。

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