9月の個別セッション受付は8/28から!

喫茶店でお客様と接していて気がついた、笑顔が持つ大きな力


シリーズ「会社員の歩き方、私の場合」の過去記事リストは→こちら

前の記事はこちら→創業者の思いは社員には伝わらないことに気がついた話

笑顔の返報性

もう一つ、カフェでのアルバイト時代に気がついたことがある。

お客様の笑顔

その日のお客様は、皆どこか様子が変だった。

私がコーヒーを出して、「ごゆっくりお過ごしください」といつもの決められたセリフを言うと、お客様が笑いかけてくるのだ。
一人のお客様だけではなく、どのお客様もだ。

何か変だなと思っていると、同僚が声を掛けてきた。
「今日にこにこしてるなあ?なんかええことあったん?」

私ははっとした。
その日の私は確かにいいことがあり、上機嫌だった。

もしかして、私が笑ってるから、お客様も笑いかけてくる?

この仮説を確かめるために、実験することにした。

実験の結果

さっそく、お客様に注文の品を出すとき、笑顔を意識するようにした。

「ごゆっくりお過ごしください(にっこり)」

反応は2通りあった。
半分は、自然に微笑み返してくれるお客様。
そしてもう半分は、びっくりした顔をしてぎこちない顔で微笑み返してくれるお客様。
いずれにせよ、お客様は微笑むのだった!

ぎこちない顔で微笑み返すお客様は、自分の意志に反して微笑んでいることがにじみ出ていた。
自分自身でも何故自分が微笑むのか分からないまま強制的に微笑まされている、そういう風な微笑み方だった。

笑顔、すごい!

笑うつもりのない人まで笑顔にしてしまうのだから、笑顔の力は凄まじい。

お客様が微笑むのが嬉しく楽しくて、その後もずっと微笑むことを続けていたら、そのうち「あなたに会いにまた来たよー!」と言うお客様まで現れた。

笑顔の力は予想以上に強力だったのである。

笑顔の効果

仕事中は笑顔でいることを意識するようになって気づいたことがある。

口角の筋トレ

毎日笑顔を心がけていても、笑う気になれない日もある。
お客様も必ずしもいいお客様ばかりとも限らない。

でも、笑顔の気分ではなくても、笑顔を作ることができると分かった。
口角をぎゅっと上げれば笑顔っぽくなる。

笑顔というものは、顔の筋肉の運動なのだ。
これは筋トレなのだ。

毎日腹筋をしている人が、嬉しい日も悲しい日も腹筋をするのと同じことだ。
嬉しい日も悲しい日も口角の筋トレをするのだ。

このことが分かると、自分のネガティブな感情をないがしろにしなくても、笑顔を作ることができるようになる。

そして不思議なことに、笑顔を作ると、小さなことなら「ま、いいか」と思えるようになる。

笑顔のパワーは、自分にも効果があるのだ。

怒りの伝わりやすさ

また、いつも笑顔でいると、笑顔を消して真顔になるだけで、怒りを表現できるようになる。

ウェイトレスをからかうことが趣味のお客様がちらほらいる。
こういう人は、口で「やめてください」と言っても止めてくれないが、真顔で冷めた視線を投げるだけで止めてくれるようになった。

周囲の人も笑顔になる

自分が笑顔になると、相手もついつい笑顔になる。
笑顔になると、小さなことがどうでもよくなる。
自分が笑顔でいると、周囲にも笑顔が増えて、居心地のいい空間が生まれる。

笑顔を心がけるようになってから、仕事場の居心地が良くなった気がした。

笑顔でいること

笑顔で全ての問題が解決するとは思っていないが、笑顔でいることで物事がうまく進むことは確実にある。

元手はいらない。
感情を押し殺す必要もない。
特別なスキルも必要ない。

ただ、口角を上げて微笑むだけなのに、笑顔には大きな力があるのだ。

関連記事
次回に続く

次の記事は→笑声。相手も自分も心地よくなる声が一瞬で出せるようになる方法
シリーズ「会社員の歩き方、私の場合」の過去記事リストは→こちら

この記事が参考になったら
いいねやシェアいただけると嬉しいです

Twitter で