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『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』4つ目と5つ目の教え


旺季志ずかさんの『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え

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この本を読んだら、頭ではどうにも理解できない文章の意味が、自然と心の中に湧き上がってくるという不思議な経験をした。
本の中から心に留まった一文と、そこから湧き上がってきた言葉を書き記していく。

4つ目の教え〜嫉妬

P152 現実のせいで感情が起こると思っているが、実は逆で、感情が現実を映し出しておる。しかし普通は現実が起こるまでに時間がかかる。ほの時差のせいで、思考や感情が先だということがわかりにくくなっとるんじょ。
突然、森に現れた少女エリカ。
キラはエリカに心を奪われるが、うまく話すことができない。
エリカと楽しそうに会話をし、スマートに振る舞うリクに対しての嫉妬が膨らみ苦しむキラに老師がかけた言葉だ。

「一人では何もできないの」と彼女は言った

嫉妬というと思い出すことがある。
遠い昔、10代の頃の話だ。

大学生になった私は、一人暮らしを始めた。
引越してすぐ、近所に住む同じ大学の同じ学年の女の子と知り合った。
彼女は年上だったが、「わたし一人では何にもできないの」と言い放ち、確かに一人ではご飯を食べたりするのも難しいようで、すぐに常に私と一緒にいるようになった。
子供の頃から「なんでも一人で出来るようにならなければいけない」と信じて育った長女気質の私にとって、「一人では何もできないの」と臆面もなく口にする彼女の存在は驚愕だった。
とはいえ誰かに頼られるのは気分が良く、積極的に世話を焼いていた。

ある日、私に好きな人ができた。
その人は3歳年上のたくさん本を読む人で、その人と話を合わせるために、私も本を読み漁った。
背伸びした会話がしたくて、カフカもサルトルもドストエフスキーも読んだ。
その人も私をかわいがってくれるようになり、どんどん仲良くなった。

ところが、気が付いたら、その人が彼女と付き合い始めていた。
「あの子は一人ではいられないから、俺が傍にいなくっちゃ。」とその人は言った。

その嫉妬は誰に対して?

私はとても悲しかった。悔しかった。激しく嫉妬した。悶々とし続けた。
彼女に対してとてもイライラした。甘えてくる彼女が鬱陶しかった。
心の中で叫んだ。
「私はこんなに一人で頑張っていたのに、どうして何もできない彼女がいいの?」

その瞬間、はっとした。
私の嫉妬は、好きな人を取られたからではなく、人に甘えまくる彼女が認められたことによるものだったのだ。

私は、一人で頑張ってるのが辛かった、人に甘える彼女が羨ましかった…。

私は彼女に対してイライラしていたが、それは、人に甘えられない私に対してのイライラだった。
甘えてくる彼女が鬱陶しかったのは、私ができないことをしている人間を見たくないから鬱陶しかったのだ。

嫉妬の本質

私は彼女に対して顔を見たくないほどイライラしたし、うんざりしたが、この感情は彼女が原因ではなく、「人に甘えてはいけない」と頑なに信じていた私の思考が生み出していた。

このとき、嫉妬というものは、表面的なきっかけが原因ではなく、それによって内面の何かが刺激されて起こるものだと気が付いた。
嫉妬という感情が起こるときは、自分の内面に解決しなくてはいけない問題があるからだと知ったのだ。

嫉妬というのは「自分がしたいのに、しなかったこと」か「自分がしてほしいのに、してもらえなかったこと」を誰かがしたりしてもらったりしているときに起きる。
いったん嫉妬心を目の前の相手と切り離し、この嫉妬の発生源はどこだろうと自分に問いかけ続けると、実は遠い昔の幼いころの記憶にたどり着いたりする。

嫉妬心が起きた時は、自分の望みを知るチャンスなのだ。

5つ目の教え〜ソウルビジネス

P179 日々の生活の中で、ときめくものを選んでいく。ほしたら必ず、その先にそれはある。得意なもの、好きなもの、その中にヒントがあるんじぇ。
多くの人が見つけることができんのは、自分ではごっつい(とても)簡単にできるけん、ほれが才能やって気付かんのんじょ
誰もが、その人にしかない独自の才能、ソウルビジネスをMINAMOTOから授かっている、とキラに教える老師。
ソウルビジネスが仕事になっても趣味になっても、tamashiiの表現であるという老師に、「それはどうやって見つかるんですか?」とキラは尋ねる。
その答えが、上の引用だ。

ストレングスファインダー

さあ才能に目覚めよう、という本がある。

この本には34の資質のなかで自分の強み5つがわかるストレングスファインダーの診断コードがついている。
以前、このテストを受けた人たち20人近くが集まる会に参加したことがある。

自分の強みと同じ強みを持つ人と集まって話をしたとき、初対面とは思えないほど話が合うことに驚いた。
主に仕事について話をしていたのだが、仕事の進め方や、苦手な業務、ストレスを感じる状況、などが似ているのだ。
その後、それぞれのグループごとに発表をしたのだが、内容を聞いてまた驚いた。

どのグループも、初対面とは思えないほど話が合うと言っていた。
しかし、どのグループも、私たちのグループとは仕事の進め方も、苦手な業務も、ストレスを感じる状況も違っていた。
中には、私たちが当たり前にやっている簡単な業務を、絶対にやりたくないと言い切る人までいた。
しかも、それはお互いさまで、私たちが考えるだけでうんざりする業務に対して、「そんなの簡単じゃん!」と言いきるグループもあった。

人によって好きなことは違う

例えば「回復志向」の集団は、「問題があると解決したくて燃える」らしい。
私はクレーム処理が大の苦手で、クレームの電話に対応すると、問題なく終息したとしても、他のことは何もしたくないほど疲れ果ててしまう。
しかし「回復志向」の人たちは、クレームが見事に終息したときは、達成感に満たされ、次のクレーム解決へのモチベーションが更に上がるらしいのだ。

また、私の持っている「戦略性」という強み。
「最終目的に到達する最善の道を発見する能力に長けている」と言われている。
私は、仮説を立てて考えるのが大好きだ。
これがベスト、という方法を見つけることに達成感がある。
ベストの方法が分かっただけで満足だから、その通りに行動することには興味がない。
行動しないと意味がないことは分かってはいるけれど、やる気がでないのだ。
この私たちの資質は「活発性」の人たちには理解しがたいものらしい。
活発性の人たちは「議論よりも行動を重要と考え、行動の中で多くを学び成長する」と言われている。

もしお互いの特性を理解せず、自分の尺度で判断すると、
「活発性」から見た「戦略性」は「頭でっかちで何も生み出さない人たち」であり、「戦略性」から見た「活発性」は「考えもせず突っ走る人」となる。
しかし、お互いの特性を理解し、「戦略性」が考えた戦略を「活発性」が行動で実際のものにしていく、ということができれば、強いチームが生まれることになる。

給料は我慢料ではなく、自分の価値提供に対する対価である

仕事とはしたくないことを嫌々することだと思っている人は多い。
「会社員のもらう給料は我慢料だ」という言葉もあるほどだ。
だから、自分がしたいことをすることを遠慮する人が多いし、したくないことを我慢してするのが美徳だと思っている人もいる。

しかし、私がしたくないその仕事は、他の誰かにとってはしたい仕事なのだ。
だから、したい仕事をしていい。
私のしたい仕事は、他の誰かにとってはしたくない仕事なのだ。

まずは小さなことからでも、したくない仕事をするのを止めて、したい仕事は頼まれていなくてもやってみる。
自信を持って自分がワクワク楽しくできることを1つずつ見つけていくと、思ってもいなかったところにたどり着くことができる。
それが会社の中なのか外なのか、最初のうちは分からなくても、続けていれば必ず見えてくる。

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臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』シリーズ

1つ目と2つ目の教え〜繋がりと瞑想
3つ目の教え〜周波数
4つ目と5つ目の教え〜嫉妬とソウルビジネス
6つ目と7つ目の教え〜今ここにあることと許し

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