プラハからブルノへ。ブルノ本駅は工事中。プラハ・ブルノ・ウィーン旅-5
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旅行3日目は、プラハからブルノに移動の日。
出発まで
前日はあまりにも体調が悪く、夕方、ホテルに戻った途端に夕飯も食べずに寝込んでしまった。
実は朝ごはんにスイカ2切れを食べたきり、昼も夜も食べなかったのだが、それくらい内臓が疲れきっていたのだ。
今朝は少し復活したが、朝ご飯は野菜とフルーツを中心に。
このハムがとびきり美味しかったのだが、胃が食べるのを拒否するのでおかわりは断念。
その後、ホテルの近くのスーパーへ行く。
日本でも海外でも、スーパーマーケットを巡るのが好きだ。
旅先のスーパーは面白い。
チェコは物価が安いので、大喜びでお土産を買い込む。
その後、プラハ本駅へ移動。
そこのBioショップでピンクの塩を見た途端、ある友人のことが思い浮かんだ。
とても料理上手な友人なので、お土産に買う。
ついでに我が家の塩のストックが切れていたことを思い出し、自分の家用にも同じものを買う。
もちろん少しは考えた。
チェコ土産にパキスタンの塩をもらっても嬉しいのだろうか?
でもまあ、買ってしまったものは仕方がない。
ブルノへ移動
プラハ初12:48の特急列車でブルノへ移動。
一等車に乗ったからか、水をもらい、車内で飲食でき、Wifi完備で非常に快適。
ヨーロッパの鉄道旅の車窓が好きだ。
広がる牧草地帯の中に点在する淡い色の壁を持つかわいい家。
庭に干された洗濯物。
遠くにある、でもはっきりと見える教会。
草を食む牛や馬。
いつどの路線に乗っても窓ガラスが汚れているので写真が撮れないのが残念だが、その分、たっぷり目に焼き付ける。
ブルノ着
ブルノの駅に着いた。
ブルノは滞在時間が短いため、プルノ本駅を出てすぐのところにあるホテルを予約した。
町一番の高級ホテルだが、一部屋13000円なので、パリに比べれば破格の安さだ。(でもプラハのホテルの2倍以上の値段)
ところが、駅を出てもそれらしきホテルは見当たらない。
それどころか、のどかすぎて町すら見当たらない。
駅で電車を待つ人に聞きまわっていたら、英語を話す人が「May I help you?」と声を掛けてくれた。
そして驚くべきことを言われる。
我々が降りた駅は、ブルノ本駅ではなく、ブルノ下駅だったのだ!
ただ歩いても15分程度ということだ。
よかった、致命的なミスではない。
ところで、その後、もう一つのミスが発覚する。
我々は降りる駅を間違ったのではなかった。
そもそもブルノ本駅に止まらないのだ!
どうやらブルノ本駅が現在工事中で、2017年9月までは多くの電車がブルノ下駅着になるらしい。
実は明日も同じ電車でウィーンに向かうことになっている。
駅前だからと、奮発して高級ホテルを予約したのに、意味がなかった。
駅まで歩いて行ける距離なのが救いではある。
グランドホテル・ブルノ
なんとかブルノ本駅まで移動した。
目指すホテルは確かにブルノ本駅のすぐ近くだった。
とぼとぼと部屋に向かい、ドアを開けて、驚くことになる。
さっきから驚いてばかりだが、これは嬉しい驚きだった。
部屋がアップグレードされ、とても広い部屋になっていたのだ。
ブルノ一番の老舗で高級なホテルらしく、天井は高く調度は重厚で、落ち着きのある雰囲気だ。
のんびりと手足を伸ばし、眩く輝くシャンデリアに見惚れ、疲れが癒されるような気がする。
メインイベント
この日は、この後メインイベントが控えていた。
それはチェコ野球観戦だ。
これもドラマが多発したので、別の記事でじっくり取り上げる。