旅行記

ウィーンのカフェ・オーバーラーでドイツ語も英語も解らなくてもランチとケーキを注文する方法 プラハ・ブルノ・ウィーン旅

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カフェの注文の仕方を知りたい

2年に1度、ヨーロッパに旅をしているが、どうもカフェは緊張して敬遠してしまう。
お作法がよくわからないし、言葉もよくわからないしで、気後れしてしまうのだ。

しかし、そうは言っていられない時がきた。どうしても行きたいカフェがあるのだ。
正確にいうと、このカフェに行きたいがためにウィーンへやってきた。
ウィーンでカフェといえば、ザッハトルテ戦争でお馴染みのザッハーやデメルが有名であるが、私が目指したのはオーバーラーというカフェである。
 

カフェ・オーバーラー

なぜ私がこのカフェに執心しているかというと、かつて日本に支店があったからである。
福岡の天神IMSの1階に2002年まであったケーキ屋さんが、このオーバーラーだった。
私はここのザッハトルテが大好きで大好きで、日本で一番美味しいケーキだとさえ思っていた。
なので、閉店になった時のショックといったら…。

いつかウィーンまで行って、もう一度オーバーラーのケーキが食べたい!
この15年越しの夢が、ついに叶う時が来た。

ウィーンのガイドブックを見ると、憧れのオーバーラーはあっさり見つかった。
扱いは大きくないが、ケーキだけではなく食事も美味しいと地元の人に人気があるらしい。

そう聞いて、思い切ってランチの時間に行ってみたら、本当に美味しい!
美味しい上に、ザッハーやデメルと違って混雑もせずゆったり過ごせるオーバーラーがとても気に入った。
ゆったりしているからか店員さんもゆとりがあって親切で、初心者に優しいカフェであることも、お気に入りになった理由の一つである。


 

ランチの頼み方

座席は自由に選べる

ランチタイムは11時〜15時であるが、平日だからか11時半の段階では店内は中も外も空いていた。
12時を過ぎても平日であれば長時間並ぶことはないだろう。

お店の方に「ハロー!」と声を掛けると、好きなところに座っていいよと言われるので、座る。
もしくは、混んでいる時間帯なら空いている席に誘導してくれる。
私は店内の方が好きなのだが、もちろん店の外の席は気持ちがいい。

座ると、店員さんがメニューを持ってきてくれる。

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メニュー

ランチメニューは、単品がいくつかと、定食メニューが2種類用意されている。
単品はすべて日替わりで、スープ、サラダ、メイン料理が2種類、ベジタリアン向け料理、デザート。
定食は、これも日替わりで、スープ、メイン料理、一口デザートのセットであり、毎日メインが2種類用意されていて選ぶことができる。

定食は割とボリュームがあるので、例えば2人で訪れた場合で食後にケーキを別途注文したいのであれば、定食を1人前と単品のサラダを1つ取ってシェアするのをお勧めする。
こういう客は多いのか、まったく嫌がられることはない。
ランチメニューはドイツ語でしか表記がないが、上から2番目あたりの「Salat」で始まるメニューと、下の方の定食メニューから定食1もしくは定食2を指差しで示せば、頼むことができる。

なお単品料理にはもちろん、定食にもドリンクは含まれていないので、飲み物は別途注文する必要がある。
飲み物は下の写真の広げたメニューの方に定番の飲み物が載っており、小さいメニューの方は季節限定メニューだ。
定番の飲み物ページの上からずらりとコーヒーが並ぶが、下の方にはハーブティーがあるので、カフェインが苦手な人でも安心だ。

下のメニューの挟まっている紙が「本日のランチ」メニュー


一番下の12.9ユーロのがランチ定食。Hauptgericht1か2のどちらかを選ぶ


この写真の真ん中、3.10ユーロがハーブティだ。ハーブ、ミント、カモミール、フルーツまたは紅茶の中から一つ選ぶ


 

ランチ

まずは飲み物が登場。
ハーブティーはティーバッグ。お湯のお代わりは不可。

ハーブティーはティーバッグで登場

次にスープがやってくる。
この日のスープはコンソメに小麦の団子が浮かんだもの。
この団子はふわふわして、ほのかに甘い。

スープとオーバーラー・カプチーノ。スープに甘い団子は食べ慣れてないせいか微妙

ある日のスープはミネストローネ。これはとても美味しかった。

そしてメインが登場。
マッシュポテトにハンバーグが乗ったもの。お肉がみっちりと詰まっている味で美味しかった。

別の日のメイン。カリフラワーに薄く衣をつけて揚げたもの。カリフラワーを揚げて食べるという発想はなかったけれど、これがとても美味しかった!

単品で頼んだサラダもやってくる。

イチゴとチーズのサラダ。このイチゴが甘くて美味しいのなんの!

食べ終わって一息ついていると、定食のデザートを持ってきてくれる。

チョコレートケーキ

違う日のデザート。

イチゴのケーキ


 

続いてケーキを食べる場合

せっかくカフェにきたのだから、ケーキも食べたい!
ランチを食べて、お腹に余裕があったら、ぜひケーキを食べよう!
その場合の追加注文方法だ。

ウィーンのカフェでのケーキの注文方法はいろいろあるが、オーバーラーでは座席で注文をする。
メニューにケーキがずらりと載っているが(先ほどのメニューの写真の広げたメニューの一番左側のページ)、そこに書いてあるケーキが全部揃っているわけではない。
入り口を入ってすぐのショーケースに入っているケーキしか置いてないので、まずはショーケースを見て食べたいケーキに目星をつけ、その名前を覚える。
席に帰って、そのケーキをメニューから探す。(似た名前のケーキもあるので注意)
そして、店員さんを呼び止め、メニューを指差せばそのケーキを持ってきてくれる。

オーバーラーのケーキはヨーロッパのケーキにしては甘さ控えめで、日本のケーキが1つ食べられるなら問題なくペロリと食べられるだろう。

Schoko-Mousse Torte つまりチョコレートムース。濃厚で美味

Oberlaa Kurbad Torte 小麦粉不使用のナッツがたっぷり使われたケーキ

Himbeer Torte ラズベリーがゼリーで固められたケーキ。乳糖不使用

Erdbeer-obers Torte イチゴのトルテ 甘酸っぱくて爽やか


 

お会計

美味しく食べ終わったら、あとはお会計だ。
店員さんと目を合わせて、空中で文字を書く動作をすれば伝わる。

席で待っていると、店員さんがレシートを持ってきてくれる。
その内容を確認し(ときどき違う席のレシートを持ってくることがある)、OKであれば、支払いに移る。

現金払いの場合

オーバーラーでは、レシートにはチップが含まれていない。
なので、セント分の端数を切り上げて支払おう。
チップの相場は5〜10%などと言われているが、時間を掛けて厳密に計算する必要はない。
10ユーロ以下だったら端数切り上げ(7.5ユーロだったら8ユーロ)のようにし、10ユーロ以上だったら1ユーロプラス端数切り上げ(14.5ユーロであれば、16ユーロ)にし、20ユーロ以上なら2ユーロプラス端数切り上げ、といったざっくりとした計算で大丈夫だ。
その金額を渡して、お釣りはいらないと手を横に振ればいい。

もしぴったりの金額の現金を持っていない場合。
多めに払って、お釣りをもらうときに必要なだけ受け取り、チップの分を相手に渡すか、テーブルの上に置いて出れば問題ない。
 

カードで払う場合

レシートのチェックが終わったら、頷きながらカードを見せると、カード精算用の機器を席まで持ってきてくれる。
そこで相手にカードを渡す。

オーバーラーでは、レシートにはチップが含まれていないので、「チップを入力して」と機器を渡されるので、そこで払いたいチップの額(現金払いの場合を参照)入力すればいい。
あとはカードの暗証番号を入力すれば決済完了だ。
カードと控えを渡してくれる。
 

あとは店を出るだけ

お会計が終わったら、あとは店を出ればいい。
テーブルの上の食器類はお店の人が片付けてくれるから、そのままで大丈夫。

美味しいランチとケーキでリフレッシュして、また観光に出発だ!

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