シュニッツェルを食べ、クリムトの接吻を見る プラハ・ブルノ・ウィーン旅
旅の全容はこちら→プラハ・ブルノ・ウィーン旅目次
旅の7日目。
朝起きて空腹を感じたのは一週間ぶり。食欲も戻ってきたようだ。
フィグルミュラー
朝ごはんはホテルで自炊し、お昼に何を食べようか考える。
プラハでヒレカツが美味しいと勧められていたのに、体調不良で食べられなかった。
しかし、ウィーンもカツが名物だ。これは食べるしかない!
ということで、ウィンナーシュニッツェルに決まった。
せっかくなら一番有名な店で食べようと、フィグルミュラーへ向かった。
フィグルミュラーの名物シュニッツェルは子牛ではなく豚だということで、そちらを選択。
なんて大きいのだ!
アイス
シュニッツェルとともにワインを頂いたため、少し酔っ払ってしまった。
酔いさましにと、見かけたアイスクリーム屋に入る。
もともとチョコミントのアイスが好きだが、それが「After Eight」とネーミングされていて、迷わず選ぶ。
イギリス発祥のアフターエイトというミントチョコは私の大好物なのだ。
さてアフターエイトアイスはかなり甘く、大人の味のアフターエイトチョコとは似つかない味だったが、これはこれで満足した。
ベルヴェデーレ宮殿
この日の観光は、ベルヴェデーレ宮殿へ。
あまり絵画にも興味があるわけではないけれど、クリムトの『接吻』はオリジナルを見るとイメージが変わると聞いていたので、ここまできたら見ておこうと思ったのだ。
さっそく接吻。
オリジナルの絵は、キラキラしていて(比喩ではなく、実際に金箔が使われている)、花畑は繊細で柔らかく、ふたりの男女の間には親密な温かさが通っていた。
確かに、これは、写真で見るのとは全く印象が違う。
愛があれば何も怖くないような、そんなことは全て投げ出して誰かと抱き合いたいような、いろいろな感情で胸がざわついた。
オリジナルの絵も写真撮影は禁じられていないのだが、隣の部屋には自撮り用として接吻のポスターが置いてあるのが可笑しい。
ベルヴェデーレ宮殿内で気に入った絵の一つはこれ。Alfred Wickenburgというオーストリアの画家の作品だ。
彼の一連の作品群が並んでいたが、構図や色使いともに私の好みだった。
ところで、ベルヴェデーレ宮殿にあった椅子。
バランスボールを布で包んだだけなのだが、布のおかげで雰囲気が出ている。
この技、何かで使えそう。