エッセイ– category –
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エッセイ宗教勧誘から子どもを守るために、私の親が行った教育の話
私は、寺町と呼ばれるところで育った。マンションの隣も正面も裏もお寺だった。大家さんもお寺だった。今思うと不謹慎だが、お墓が遊び場だった。お墓参りごっこと称して、知らない人のお墓にタンポポやシロツメクサを供えてお参りした。お墓で転ぶと早死... -
エッセイコンラッド東京のスタッフの温かさが夫婦の絆を取り戻すきっかけだった
【9年前の話】私の友人が開いたクリスマスパーティー。コンラッド東京の一室で、シャンパンを飲みながらSATCでも見ようという、今でいう女子会的な催しに招かれた。初めて足を踏み入れた高級ホテルに大興奮で帰ってきた私を見て、夫も興味を持ったらしい。... -
エッセイ諦めないとは、心の声に誠実になることという意味だった
ある日、人材紹介を生業としている方とお会いした。普通に楽しくお喋りをしていたら、突然、その人が「僕はこういう会社がしずかさんに合うと思います」と言って、ある会社の話をしてくれた。【押し殺していた思い】その会社はもうすぐ創立100周年を迎える... -
エッセイ子供のいない我が家にも毎年サンタクロースがやってくる理由
我が家は子供のいない夫婦二人暮らしだが、サンタがちゃんとやってくる。枕元にプレゼントを置いていってくれるのだ。【サンタが来始めたきっかけ】夫は、クリスマスイブの日に、枕元に靴下を置いて寝る人だった。そして翌朝、空っぽの靴下を前にして「サ... -
エッセイ新しいことへの挑戦をためらう理由を無くしていこう
疲れ果てて休んでいた時期を抜けて、今は新しいことに挑戦したいと思っている。新しいことに挑戦しようと思うとき心に浮かんでしまう、自分を引き止める言葉がある。【過去に私をためらわせていた要因】時間がない!常に「時間がない」と考えていた頃があ... -
エッセイ老後はどこで暮らそうか、真剣に考えた
【老後はどこで暮らそうかを考えた】それまでの漠然とした考え夫婦で、老後はどこに暮らそうかと話したことがある。物価の安いところに住んで、生活費を抑えつつ旅行をしようかと漠然と考えていた。それより前、独身時代の夫は関東近郊の某球団の二軍本拠... -
エッセイ子供の頃からの夢を叶えたら少し大人になった気がした〜松茸のホイル焼き
子供の頃には一生叶えるのが不可能だと思っていたような夢でも、今になって考えると、他愛もない可愛い夢だったりする。それなのに一生不可能と思っていた意識だけは、なぜか染みつくのだ。【子どもの頃からの夢】私がまだ叶えていない子供の頃の夢は何だ... -
エッセイブログを初めて2ヶ月が経過し、思うこと
ブログを書き始めて、約2ヶ月が経過した。「毎日書くこと」のみを決め事として、写真だけの日もあるが、毎日UPするようにしてきた。この2ヶ月で随分と毎日が色濃くなったように思う。例えて言えば、子供の頃、授業を聞くにも、学校を休んだ友達にノートを... -
エッセイ自分の希望と周囲の期待を合わせることができたなら
私には、自分の感情より、周囲の期待を優先する悪い癖がある。親の顔色を伺って暮らしていた頃の名残りだ。子供の頃は、自分の感情は全く無かった。寂しいと言ってはいけなかったので寂しさは感じなかったし、誰かに迷惑をかけること以外に怖いと感じるこ... -
エッセイ旅先でブログを書くか迷った話
毎朝ブログを書こうと決めてから3週間が経ち、ブログを書くことが私の日常に溶け込んでいた。目が覚める、新聞を取りに行く、コップ一杯の水を飲む、机に向かう。このルーチンを行っている限り、ブログを書くことは全く苦にならず、自然に文章を書き綴るこ... -
エッセイ何のためにブログを書くか。私らしさを私のためのブログで追求してみよう
ブログを書くことに前向きになってきた。私のブログを読んでくれたは言った。「大作が多いですね。」長いばかりの自分語りを指摘されたようで恥ずかしくなりかけた瞬間、次の言葉が来た。「言葉が溢れ出て来てますね。」更に続けた。「最初からこうやって... -
エッセイブログを書いていたら自分の芯にある言葉が見つかった
このブログを立ち上げたはいいものの、半月ほど経過したところでさっそく行き詰まった。ブログを始めた動機が「何故だかブログを始めようという気になったから」という曖昧なものだったので、しょうがないだろう。ブログをきっかけにして、普段もやもや考... -
エッセイ2016年上半期目標の振り返り
今年もあと1ヶ月足らずで上半期が終わる。やり残しを防ぐためと、下半期の頭にもたつかないために、いつも目標の振り返りは早めに行っている。この上半期もそろそろ年始に立てた目標を振り返ってみたい。この上半期の目標は「理想の暮らしを実現するために... -
エッセイブログを書く意味 忘れ去ってきた多くのことを真剣に受け止めるために
ちょっと衝撃を受けるようなことが立て続いて心が疲れきってしまった日、ブログを書こうと思っても全く言葉が出てこなかった。書きたいことがないというより、自分が空っぽになって中に言葉が1つも入っていない状態になっているという感覚だった。今までも...