本– tag –
-
本・映画・音楽
『江副浩正』書評。幼い日々の寂しさから老いの錯乱までをも書き記した大作
江副さんってどんな人? 江副浩正。 この名が日本中に響き渡ったのは1988年6月のことだった。 リクルート事件…政治家が逮捕されるまでの事態となって日本を大きく揺るがせた事件だ…の中心人物として、江副の名前が大きく報道されたのだ。 当時、私は中学生... -
本・映画・音楽
『旅するバーテンダー・2』この本は私の旅を変化させるだろう
旅が、好きだ 旅行が好きだ。 見たことをないものを見て、食べたことがないものを味わう。 その土地の空気を吸ってワクワクする。 旅行の話を聞くのも好きだ。 まだ知らない土地の話を聞き、その土地への憧れが生まれる。 旅行記を読むのも好きだ。 旅行記... -
本・映画・音楽
『狭小邸宅』新庄耕。ブラック企業でも何も成し遂げずに逃げたら負け?と悩んだときに読む本
ブラック企業から逃げるのは卑怯? ブラック企業に入ってしまったとき、なかなか辞められない理由はいくつもあるが、「ここで辞めたら、逃げることになるのではないか」というためらいもその理由の一つである。 「一度逃げたら、この先も逃げ続ける人生だ... -
本・映画・音楽
周波数の違う人とは出会わなくなる理由 西野亮廣さんから『未来は、えらべる!』を学ぶ
バシャールとキングコング西野さん キングコングの西野亮廣さんが、「少し自分で調べれば分かることを聞いてくるような人とは仕事をしたくないので断った」という話をFacebookに載せていた。 そのコメント欄を見て、前に読んだバシャールと本田健の『未来... -
本・映画・音楽
『多動力』「電話してくる人とは仕事をするな」を切り捨てる人が見落としているもの
「電話をしてくる人とは仕事をするな」 「電話してくる人とは仕事をするな」という意見が世間を賑わしている。 賛否両論あるが、よく見かける否定的な意見はこういったものだ。 「電話が重視される業界(社風)だから無理」 「行き過ぎた効率主義は大切な... -
本・映画・音楽
重松清『青い鳥』-大事な人を後回しにしてしまう大人たちへの本
青い鳥 村内先生は言った。 「嘘をつくのは、その子がひとりぼっちになりたくないからですよ。 嘘をつかないとひとりぼっちになっちゃう子が、嘘をつくんです。」 村内先生 重松清の小説『青い鳥』の主人公である、村内先生。 彼は国語の先生な... -
本・映画・音楽
聖書が認めるお金の稼ぎ方。~お金を稼ぐことに罪悪感がある人へ
聖書はお金持ちが嫌い? 聖書では「お金持ちは糾弾されるべき存在」であり、「お金は持ってはいけないものとして扱われている」と思っている人はいないだろうか。 例えばこういう一説がある。 [box class="box2"]「富んでいる者が神の国にはいるよりは、ら... -
本・映画・音楽
『言葉にできるは武器になる。』自分の思いを言葉にするためのワーク
自分の意見を全く言えなかった収録現場 先日、NHKの「私たちのこれから」の収録が行われた。 3時間余りの収録の間、私はなかなか自分の思ったことを発言できなかった。 今までも視聴者観覧などでTV番組撮影の現場を訪れたことはあったが、撮影を横で見てい... -
本・映画・音楽
聖書から学ぶ道無き道を行く秘訣。数千年を超えて語り継がれた真理を探る
旧約聖書という書物がある。 書かれたのは、紀元前5世紀とも紀元前8世紀とも紀元前10世紀とも言われている。 どの説を取るにしても、数千年が経過しているのは確かだろう。 これほど長い間読み継がれ、地球上の多くの言葉に翻訳されているのは、もはや宗教... -
本・映画・音楽
『そして彼は彼女になった』安冨歩さんと友人が、毒親から逃れるまで
そして彼は彼女になった 「ツレがうつになりまして」を描いた漫画家・細川貂々さんの新作、『そして<彼>は<彼女>になった』を読んだ。 この漫画は東大教授の安冨歩さんとそのご友人のふうちゃんが主人公である。 安冨歩さんは、女性装者で東大... -
本・映画・音楽
「好きを仕事にすること」の本当の意味。『旅するバーテンダー』を読んで
好きなことを仕事にした人 「好きなことを仕事にする」という言葉がある。 それが大事だという人もいれば、そんなのは無理だという人もいる。 実際に好きを仕事にしている人に会って、「好きなことを仕事にすること」がどういうことかを理解した。 その人... -
本・映画・音楽
ブラック企業とヤクザは同じ!ブラック企業社員が読む『ヤクザの実戦心理術 金融地獄編』向谷匡史著
ブラック企業で自殺というニュースを見て、「どうして辞めなかったのだろう?」と思う人は多いだろう。 私も前はそう思っていたのに、実際にブラック企業に入ってしまったら辞めることができなかった。 何度も何度も辞めたいと社長に申し出たが、辞めきれ... -
本・映画・音楽
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』6つ目と7つ目の教え
旺季志ずかさんの『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』 この本を読んだら、頭ではどうにも理解できない文章の意味が、自然と心の中に湧き上がってくるという不思議な経験をした。 本の中から心に留まった一文と、そこから湧き上がってきた言葉を書き記... -
本・映画・音楽
『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』4つ目と5つ目の教え
旺季志ずかさんの『臆病な僕でも勇者になれた七つの教え』 この本を読んだら、頭ではどうにも理解できない文章の意味が、自然と心の中に湧き上がってくるという不思議な経験をした。 本の中から心に留まった一文と、そこから湧き上がってきた言葉を書き記...