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しずかみちこ
Gallup認定ストレングスコーチ
ストレングスファインダー(クリフトンストレングス)の専門家として、個人やチームが「強み」を活かして最大の成果を生み出すためのコーチングと研修をしています。

リクルートスタッフィングで経理したり、レアジョブの管理部門立ち上げたり、ブラック企業に入ったり、上司の横領見つけて辞めさせられたり、人の会社2つ作ったりと波乱万丈な職歴の後、独立して今に至ります。

投資と経理スキルでお金をデザインし、ストレングスファインダーで強みを活かしたら、人生が楽しくなりました。

趣味は野球観戦と美味しいものを食べること

収集心・最上志向・戦略性・未来志向・分析思考
ストレングスファインダーのnote
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ウィーン・モーツァルト・オーケストラ。チケットは?服装は?気軽に行けるコンサート!

旅の全容はこちら→プラハ・ブルノ・ウィーン旅目次
 

目次

ウィーンの7月と8月

ウィーンといえば音楽の都でもある。
音楽といえば「12球団の応援団ではオリックスがうまい」レベルの知識しかない我々夫婦であるが、せっかくウィーンに来たのだから雰囲気くらいは味わってみたい。

ところが、ウィーンの7月と8月はクラシックとオペラの完全なオフシーズンで、有名なウィーンフィルもウィーン少年合唱団も違う町に出稼ぎに行ってしまっているらしい。
それを知って残念に思ったが、さすが音楽の都ウィーンである。きちんと代わりのイベントが用意されていた。
我々のような、普段クラシックやオペラに馴染みがなく7月8月がオフシーズンとは知らずにうっかりウィーンに来てしまうような観光客のために、カジュアルなコンサートが用意されていたのだ。

観光客向けコンサートの中でも知名度の高いウィーン・モーツァルト・オーケストラのパンフレットを見てみると、我々がウィーンに滞在している期間はオペラ座でコンサートをやっていた。
オペラ座の中が覗けるならありがたい。迷うことなく行くことにした。

ウィーン・モーツァルト・オーケストラ

特徴

ウィーン・モーツァルト・オーケストラは、見た目の奇抜さで知られている。
モーツァルト時代の服装でバロック・コンサートを再現する、という触れ込みなのだ。
とはいえ、団員はウィーンフィルを始めとする著名な楽団にかつて属していた人たちであり、実力もあるらしい。
加えて、活躍中の現役の音楽家たちもゲストで登場するようだ。

公演日

ウィーン・モーツァルト・オーケストラの公演シーズンは5月〜10月である。
冬の間は公演旅行に出掛けるそうだ。
基本的に日曜が休演日で、5月6月10月は火曜と木曜も休演日となる。

ウィーン・モーツァルト・オーケストラの日本語サイトにスケジュールが出ているし、上部のチケットをクリックすると各日のプログラムが確認できる。
 

服装

ウィーンのコンサートとなると服装が気になるところだが、観光客向けコンサートにはドレスコードは存在しない。
パンフレットには一応スマートカジュアルと書いてあったが、実際のところ、Tシャツとジーンズの観客が多かった。
中には半ズボン+サンダルの男性客もいたが、問題なく入場できていた。
 

チケット購入

チケットはすんなり購入できる。
街中に客引きがいるほどだ。売り切れを心配することもないだろう。

しかし我々はWEBサイトで予約をした。
なぜならお土産にCDがもらえるからだ。

このサイトから希望日の「チケット」をクリックすると、予約画面に進む。
日本語なので、迷うこともないだろう。

WEBでは当日の予約も受け付けている。
我々は開演3時間前に予約をした。

オペラ座の雰囲気を味わいたいだけなので、一番安い50ユーロの席にした。
チケットはどの値段であれ、「おまかせ」と「自分で席を選ぶ」の2種類がある。
50ユーロというオペラ座の後ろの方の席で、どこがマシかなんて分からないので、「おまかせ」を選んだ。
この選択が、後に嬉しい驚きを呼ぶ。

チケットの予約が終わると「ご予約確認書」というタイトルのメールが届くので、スマホで表示できるようにする。
Wifiが繋がらなかったときのために、メールのスクリーンショットを撮っておいた。
CDのお土産用バウチャーもPDFになってメールで届くので、これも表示できるようにしておく。

オペラ座内にチケット引換所が設けられていたので、開演30分ほど前に行って、チケットと交換した。
CDももらうことができた。

 

オペラ座内部

チケットの引換が完了したら、オペラ座内部の探検である。
あちこちウロウロ歩いて一通り見て回った。

彫刻も装飾も豪華


美しい照明


バルコニー席からステージを見下ろす


飲み物と軽食の売店がある


広間にかかる絵


一階フロアからバルコニー席を見上げる


 

公演開始

席が!

開始時間が近づいてきたので、チケットに書いてある席に向かう、が、何かおかしい。
一番安い席はバルコニー席の後ろの方のはずなのに、我々のチケットを見た係員の方は一階に行くようにという。
案内されたのは、前から7列目の真ん中あたりという、かなりの良席だ!!!

間違いかと思って他の係員にも聞いてみたが、その席で間違いがないという。
料金表を見ると105ユーロの席だ。
クレジットカード払いで気づかず間違えたかと思ったが、ちゃんとチケットには50ユーロと印刷されている。

確かにチケットを買うときに「おまかせ」を選び、そこには「あなたのために現時点で一番良いお席を割り当てさせていただきます。」と書いてあったが、まさか料金のカテゴリーを超えた「良いお席」を用意してくれるとは思っていなかった。
ありがたくその良席に着席した。
 

公演内容

この日の演目はこうだった。

交響曲第41番(ジュピター)第1楽章
オペラ:ドン・ジョヴァンニから3曲
ヴァイオリン協奏曲 第4番 第2楽章・第3楽章
オペラ:イドメネオから1曲
アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章
トルコ行進曲
(休憩)
オペラ:フィガロの結婚から2曲
オペラ:後宮からの誘拐より1曲
交響曲第40番
オペラ:魔笛から2曲
(アンコール)
ラデツキー行進曲
美しく青きドナウ

正直なところ、タイトルを見ただけではよく分からなかったのだが、いざ聞いてみると、CMやら何やらで聞いたことがある曲が多かった。
 

観客参加型

中には、観客が手拍子で参加する曲もあり、とても楽しめた。
指揮者が身振り手振りでどうすればいいか教えてくれるので、言葉がわからなくても問題ない。
 

所要時間

所要時間はアンコールを含めても1時間半程度だった。
聞き馴染みのある曲が多く、観客参加型のもあったため、飽きずに楽しむことができた。
 

楽しかった!

クラシックやオペラとは完全に縁のない生活を送っているため、本格的なコンサートは、料金的にも服装的にも時間的にも内容的にも敷居が高いのだが、このウィーン・モーツァルト・オーケストラは楽しかった。
オペラ座内部を観察でき、良席というサプライズもあり、団員の方と記念撮影もし、とても楽しい思い出となった。

ウィーンには楽友協会というホールもあり、こちらのゴールデンサールと呼ばれる大ホールは音響がとても素晴らしいそうだ。
ウィーン・モーツァルト・オーケストラがオペラ座を使う期間は短いが、それ以外の日は楽友協会でコンサートをやっている。
もしまたウィーンに行く機会があれば、楽友協会の大ホールの日を狙って行ってみたい。(楽友協会には大ホールと小ホールがあるので、そこは注意!)

チケットは日本でも予約ができる

チケットの予約は日本でも可能だ。

公式サイト

公式サイトで予約すると、1人に付き1枚CDが付いてくる。
チケットは郵送にすると13ユーロほど掛かるので、現地受け取りがオススメ。
http://www.mozart.co.at/home_jp.php

ウィーン編全記事

  1. ウィーンでは自炊に挑戦!
  2. シェーンブルン宮殿の景色に圧倒された旅の6日目
  3. シュニッツェルを食べ、クリムトの接吻を見る
  4. カフェザッハーでターフェルシュピッツを食べ野球観戦をした日
  5. 旅の最終日
  6. ウィーンのカフェ・オーバーラーでドイツ語も英語も解らなくてもランチとケーキを注文する方法
  7. ザッハー?デメル?オーバーラー?ザッハトルテ食べ比べ!
  8. ウィーンではキッチン付きホテルで快適に滞在
  9. ウィーン・モーツァルト・オーケストラ
  10. フィグルミュラーでウィーン名物特大シュニッツェルを食べる
  11. ウィーン野球観戦マニュアル

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