奇跡の駆け足!フィラデルフィアからニューアークへ移動 アメリカ旅行記2016 vol.4
旅、3日目の朝はフィラデルフィアで迎えた。
この日は13時からニューヨーク近郊のメットライフ・スタジアムでNFLの試合を見る予定があるので、朝からアムトラック(アメリカのJR的鉄道会社)で移動しなければいけない。
…のであるが、目が覚めたら8時。完全に寝坊した。
慌てて荷造りをし、ホテルを飛び出したのだが、既に絶望的な時間だった。
まさかの寝坊!
地下鉄は10分〜15分に一本しか来ない。
ホテル最寄りの地下鉄駅から最初の乗換駅まで8分。
ここでまた10分〜15分に一本しか来ない地下鉄を待つ。
この乗換駅からアムトラックの最寄り駅まで10分。
アムトラックの最寄り駅からアムトラックの駅まで、歩いて5分。
余裕をみて、電車の発車時刻の60分前にはホテル最寄りの地下鉄駅に着きたかったのに、実際についたのは30分前だった。
でも、諦めずにベストを尽くそうと夫婦で決める。
地下鉄
まずはホテル最寄り駅。
ホームに向かって駆け下りたところ、地下鉄のドアが、まさに閉まりかけている。
日本語で「乗せて〜!」と叫んだら、もう一度、ドアが開いた。
乗換駅ではスーツケースを押しつつ、ダッシュ。
ホームに着いた瞬間に、目の前に次に乗るべき地下鉄が滑り込んできた。
到着したアムトラックの最寄駅では、改札を出ると、地上行きのエレベーターが目の前で待っていた。
エレベーターでの出会い
エレベーターに乗り込むと、一緒に乗り込んだおじさんが「我々のためにエレベーターが待っててくれたね」と話しかけてきた。
「アムトラック…時間がないの…」と答えたら、「何時の列車?切符は持ってる?」と聞いてきた。
そして「切符はあるね。だったら大丈夫。俺についてきて!」とアムトラックの駅まで一番早く着けるルートを案内してくれた。
アムトラック駅の入口で、ドアを開けて「さあ、あっちに走って! GO!」と送り出してくれたおじさん。
おじさんの言う方向に走ると、ちょうどニューヨーク行きの電車の改札が始まるところだった。
列に並んでほっとしていると、横から「She made it!」と聞こえてきた。
声の方を見てみると、さっきのおじさんがウインクしていた。
奇跡といいたくなるほど完璧な繋がりに感謝しつつ、ホテルのあるニューアークに向かう。
夜はアメフト観戦
ニューアーク到着後、ホテルに荷物をおろし、アメフト観戦のためメットライフ・スタジアムへ移動。
NFL、ニューヨーク・ジャイアンツとニューオリンズ・セインツの試合を観戦し、とても素晴らしい時間を過ごした。
アメフト観戦の詳細記事はこちら
メットライフ・スタジアムからの帰り道、ニューアーク・ペン駅に行くつもりが、ニューアーク・ブロードストリート駅に行く電車に乗ってしまう。
この2駅はLight Railという路面電車的なもので結ばれており、ニューアーク市内観光を少し余分にした程度で済んでよかった。
ニューアーク・ブロードストリート駅
ライトレールは片道1ドル60セント
ニューアーク・ペン駅
夕食はハンバーガー
ここまでで随分と疲れ果てたので、夕食はホテル近くのハンバーガー屋で持ち帰ってホテルの部屋で食べた。
ピーナツ食べ放題のユニークなハンバーガー屋だった。
山積みの箱の正体は
食べ放題のピーナツ
ピーナツオイルで揚げたポテトも美味しかった。
パテが分厚いので、一人ハンバーガー1つで充分。
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