本・映画・音楽– category –
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本・映画・音楽『苦しかったときの話をしようか』森岡毅:天才マーケターも人である。いかに生きるかを考えさせられる本
【手にとったきっかけ】私がこの先の事業立ち上げについて相談をしたコンサルタントの服部慎也さん(twitter→ @FACTDEAL)から教えていただいたのが、読もうと思ったきっかけ。【あらすじ】USJの経営再建に携わり、見事に復活を果たした立役者の森岡毅さんが... -
本・映画・音楽「弘前劇場」という劇団を見ていた。私の人生の舞台は淡々とした日常生活が上演され続けているけれど、それでも舞台の主役を他人に譲り渡すことはしたくない
キャラメルボックスの突然の活動休止にショックを受けたことをきっかけに、演劇についていろいろと思い出すことがあった。演劇は、細く長く見続けていた。大学時代は「弘前劇場」という劇団をよく見ていた。【平田オリザと現代口語演劇理論】もともとのき... -
本・映画・音楽Winter, again… 冬の入口が見えてくると目に浮かぶ、生まれた街のあの白さ
秋が過ぎ、冬の入口に立つことは切ない。裏に恐怖が潜む、息苦しい切なさだ。理由はわかっている。冬が来るのが怖いのだ。あの雪に閉ざされた音のない世界が怖いのだ。【雪国の朝】雪国に住んだことがある人は、あの静かな朝を知っているだろう。目を覚ま... -
本・映画・音楽書評『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』この本は日本人の一般教養として読むべき本だ
すごい本を読んだ。『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』という本だ。今、私は、得も言われぬ恐怖を味わっている。日本人として、大人として。一般教養の一つとして読んでおくべき本と感じた。【朝、目覚めると、戦争が始まっていました】昭和16年... -
本・映画・音楽人生の豊かさとは心の豊かさだった。エルメス「彼女と。」による発見
人生を豊かにしたいと考えている。どうすれば人生は豊かになるのかと、試行錯誤している。お金や時間がたっぷりあれば豊かになれるかな。やっぱり健康が一番かな。友達がたくさんいることも豊かさなのかな。仕事でも何でも自分が好きなことをするのが豊か... -
本・映画・音楽『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』男と女の心にグサッと刺さる本
【『日本人はもうセックスしなくなるのかもしれない』】AV監督の二村ヒトシさんとカルチャー界に強いコメンテーターの湯山玲子さんの対談本を読んだ。生きていると、なんとも言えない重苦しい違和感がのしかかってくることがある。こうした生きづらさや息... -
本・映画・音楽『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』キューバはどこかにあるユートピアなのか
【今読みたい本】本を10冊ほど売った。つい最近買って、まだ読んでいない本も数冊あった。最近、自分自身が大きな変化を起こした感覚があって、それまで読もうと思っていた本に魅力を感じなくなってしまったのだ。せっかく買った本を読まずに売るのは勿体... -
本・映画・音楽春はすぐ隣に。メレンゲ『君に春を思う』
この1ヶ月、あれやこれやといろいろなことが重なり、とても慌ただしかった。ようやく一息ついて顔を上げると、空気に春が混ざり始めていた。この季節になると聴きたくなる曲がある。メレンゲの『君に春を思う』という歌だ。公式動画をどうぞ この歌を... -
本・映画・音楽離れずに暖めて。去りゆく月日に抗えることはできないからこそ
【『離れずに暖めて』】私がSING LIKE TALKINGのこの歌に出会ったのは大学一年の春。 サークルの先輩がカラオケで歌ったのを聞いて、その場で惚れこみ、すぐにCDを買いに行った。もう20年以上もこの歌を聴き続けていて、何度聞いても胸に刺さる。それな... -
本・映画・音楽『江副浩正』書評。幼い日々の寂しさから老いの錯乱までをも書き記した大作
【江副さんってどんな人?】江副浩正。この名が日本中に響き渡ったのは1988年6月のことだった。リクルート事件…政治家が逮捕されるまでの事態となって日本を大きく揺るがせた事件だ…の中心人物として、江副の名前が大きく報道されたのだ。当時、私は中学生... -
本・映画・音楽『旅するバーテンダー・2』この本は私の旅を変化させるだろう
【旅が、好きだ】旅行が好きだ。見たことをないものを見て、食べたことがないものを味わう。その土地の空気を吸ってワクワクする。旅行の話を聞くのも好きだ。まだ知らない土地の話を聞き、その土地への憧れが生まれる。旅行記を読むのも好きだ。旅行記を... -
本・映画・音楽サイレント映画って面白い!!(マック・セネット&メーベル・ノーマンド)京都国際映画祭2017
【京都国際映画祭】京都日帰り旅のメインイベントは、京都国際映画祭だった。その中でも一番のお目当ては、大江能楽堂で行われた、サイレント/クラシック映画部門。サイレント映画をテレビ以外で見たことがないので、どんなものか体験したかったのだ。しか... -
本・映画・音楽『狭小邸宅』新庄耕。ブラック企業でも何も成し遂げずに逃げたら負け?と悩んだときに読む本
【ブラック企業から逃げるのは卑怯?】ブラック企業に入ってしまったとき、なかなか辞められない理由はいくつもあるが、「ここで辞めたら、逃げることになるのではないか」というためらいもその理由の一つである。「一度逃げたら、この先も逃げ続ける人生... -
本・映画・音楽周波数の違う人とは出会わなくなる理由 西野亮廣さんから『未来は、えらべる!』を学ぶ
【バシャールとキングコング西野さん】キングコングの西野亮廣さんが、「少し自分で調べれば分かることを聞いてくるような人とは仕事をしたくないので断った」という話をFacebookに載せていた。そのコメント欄を見て、前に読んだバシャールと本田健の『未...